家族の一員であるワンコですが、ひょんなことから脱走したり、迷子になってしまったりすることもありますよね。
そうなるともう気が気ではありません。
誰かに保護されていればいいけれど、万が一保健所にでも連れていかれたら…。
と思うと居ても立ってもいられません。
そんなとき効力を発揮してくれるマイクロチップ。
そんなマイクロチップのいろいろをまとめてみました。
犬にマイクロチップを入れる時の費用はどれくらい?
犬を飼っている方なら散歩中にうっかりリードが手から離れてしまったり、何かの拍子に家から犬が出ていってしまったなんて経験をされたことも多いのではないでしょうか。
うちでも飼い始めてしばらくの頃娘が散歩中にうっかりリードが手からすり抜けてしまったり、雨戸を閉めようとした時に家から出てしまったことなど、ひやっとしたことが何度もあります。
一番ひやっとしたのは雨戸を閉めようとした時にちょうど近くに猫がいて(私は気がつかなかったのですが)うちのワンコが出ていってしまった時です。
うちの子は割と臆病なのでうっかり出ていってしまっても呼べばすぐに戻ってくるのですが、その時は猫を追いかけまわすのに夢中で一瞬で視界から消えてしまって…。
幸いすぐに戻ってきたのですが、戻ってくるまでは勢い余って車にぶつかってしまったらどうしよう。とか、このまま帰ってこなかったら。と短い時間で本当に怖い思いをしました。
また、震災などで愛犬と離れ離れになってしまった人のニュースなどを見ると、「急に災害が起きたらどうしよう」なんて考えてしまいますよね。
そんなとき、犬の保護に一役買うマイクロチップの装着について考えたことのある方も多いのではないでしょうか?
マイクロチップは獣医さんでつけてもらう事ができます。
動物病院によってお値段は異なりますが一般的には¥3000~¥5000の所が多いようです。
マイクロチップは2mm×12mmの小さな電子機器なので注射器と同じ要領で装着します。
多くの場合麻酔なしでマイクロチップの装着を行いますが、酷く暴れてしまう等の場合別途麻酔料金が必要になります。
うちの子はペットショップの方針で装着を推奨されたのでペットショップでお願いしましたが、キャンペーンか何かで無料だったように記憶しています。
ペットのマイクロチップ装着は環境省でも推進しています。
無料で装着できるキャンペーンや自治体から補助金が出て¥500でつけることができた!という話も聞いたことがあります。
お値段で悩んでいる場合はそれらのキャンペーンや補助金について調べてみてもいいかもしれませんね。
また、装着費用だけでなくマイクロチップ情報を管理するAIPO(動物ID普及推進会議)への登録料(約¥1000)が必要になります。
犬のマイクロチップって引越しをする時はどうなる?
マイクロチップは装着して終わりではありません。
前述の猫を追いかけての脱走の時、「万が一の時にはマイクロチップがあるから」と思ったのですが、同時に「あれ?」どうやって機能を果たしてくれるんだろう…。とも思いました。
マイクロチップをつけたら「迷子でも安心」というペットショップの店員さんの話を「へーいいね~。」なんて思ってよく調べていなかったです。
マイクロチップを装着したらAIPO(動物ID普及推進会議)にデーターを登録します。
犬のマイクロチップの番号にAIPOで飼い主の情報と紐つけをしてくれます。
引っ越しなどをした時にはAIPOに登録している住所を変更するだけなので簡単ですね。
慌てて犬を飼ったときの書類を引っ張り出してきたら、「登録管理通知書」が出てきて安心しました。
ちなみに迷子犬が保護された時、保健所がバーコードを読み取ってAIPOに照会→AIPOから飼い主に連絡が来るそうです。
この時登録してある連絡先が違っていたりすると連絡が取れないのでマイクロチップの登録情報に変更があった場合はきちんとしておきたいですね。
犬のマイクロチップ情報の登録変更は簡単?お金はかかる?
住所変更もそうですが、飼い主が変更になるなどの犬の登録情報の変更は飼い主が行う場合は比較的簡単に出来ます。
1. 私が探し出した「データ登録完了通知書」もしくはマイクロチップ埋込み時の「(飼い主控え)」を用意します。
2. コピーを取って変更する登録情報を二重線で消して変更後の情報を記載します。
3. 日本獣医師会(AIPO窓口)宛てに送付
料金は郵便代のみ!です。
さいごにー犬のマイクロチップ費用は?引越しや登録変更の時はどうすればいい?
災害時や保護された時に役立つマイクロチップですが、IDの管理などをきちんとしていないとせっかくつけていても宝の持ち腐れになってしまいます。
大きな手間は要らないので引っ越しの時などにも忘れずに登録情報を更新しておきたいですね。
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