犬はぺットというよりも家族の一員!
いつも一緒に出かけたい。と思ってワンちゃんと暮らしている方も多いですよね。
でも、犬が苦手な人もいたり、職場など当然連れていけないとこりに行くときは、犬にお留守番してもらうしかありません。
いい子にお留守番していると思ったら、実は無駄吠えが酷かったりすることもよくあること。
ご近所とのトラブルになる前に解決しましょう!
犬がお留守番中に無駄吠えをしているらしい…
留守番中の犬の行動は飼い主ばかりが知らぬもの。
いつもいい子に待っていると思いきや、家で無駄吠えをしていたり、反対に出かけるときは吠えていたのに意外と大人しく待っていたりと犬によって大きく違うようです。
我が家のワンコは、出かけるのに気付くやいなや大騒ぎタイプでした。
鞄を持った瞬間から吠えるし騒ぐし、飲み水までひっくり返して大騒ぎで大変でした~。
ご近所には申し訳ない気持ちで出かけていたのですが、意外にも隣の奥さんからは「鳴いてないよ?」と。
始めは気を使って苦情を言わないでいてくれているのかな~。と思ったのですが、ある日ビデオを仕掛けていくと…。
出かけばかりは大騒ぎなのですが、出掛けてものの一分もしないうちに自分のハウスに入ってすやすや。
あらら、家族がいるときだけだったのね…。
意外にも留守番中は大人しくしているタイプだったようです。
逆にお友達のうちのワンちゃんは、出かけてもしばらく騒いでいるタイプ。
出かけに騒ぐのは同じですが、留守中も思い出したように吠えているとの事。
留守中の犬の行動は実際には分からないものですね。
犬は留守番を寂しいと感じてる?それが原因で無駄吠え?
犬は群れで暮らす動物なので、仲間を大切にすると言われていますよね。
人間との間に深い絆を作れるのもそれゆえかも知れません。
そのため一人での留守番は、寂しくてちょっと苦手な子が多いのも事実です。
この無駄吠えをさっぱり解決!するのは難しいですが、改善していくことならできることが多いです。
犬は留守番時にどうして吠えているのでしょうか?
ドッグトレーナーさんに聞いたことがあるんですが、次のようなことが主な原因なんですって!
心配
犬は狩りをして集団で暮らしていました。
危険な狩りに出れば、命を落としてしまう事も。
人間が出かける=危険=帰ってこないのでは?という思考になるようです。
(犬の気持ちは聞いたことがありませんが)
この心配性のワンちゃんへの特効薬は「出かけてもきちんと帰ってくることを経験として分からせる」こと。
始めは5分くらいの短い時間から慣らしていくと、犬も安心していくようです。
徐々に時間を長くしていくと「出かけてもきちんと帰ってくるのね」と経験から学んでくれるようになります。
始めからあまり長く出かけてしまうと、「帰ってこない、帰ってこない、帰ってこない!!」と犬をハラハラさせてしまいます。
そうすると「出かける」=ハラハラする=良くないこと=吠えるに繋がってしまうので、短時間から始めるのがポイントですよ。
ちょっと出かける→すぐ帰ってくるを繰り返すことで、「何だ、もう帰って来たの?」と考えてくれるようになります。
そしてここで気をつけなければいけないのは、「吠えた」→「帰宅」となってしまうこと。
「犬が吠える」→「帰宅」を繰り返すと、「吠えれば帰ってくるのね」と思ってしまうので、無駄吠えが加速してしまう可能性も。
犬が吠えているのが聞こえてきたときは、おさまるまで待ってから玄関を開けるくらいの工夫は必要です。
家の子は「出ていったら吠えても帰って来ないんでしょ」と勉強したので諦めが早かったようですね(笑)
警戒
犬は縄張りを大切にします。
飼い主さんがいない間この家を守らないと!という強い指名を持っているからこそ、空回りして吠えてしまう事が多いそうですよ。
留守中に限らず、誰かが来てピンポンを鳴らすと吠えまくってたり、近所に車が止まったりするといつも以上の勢いで吠えてることってありますよね。
これもすべてこの「警戒心」から来ていること。
お留守番の間は、いつも以上に警戒しているのかもしれません。
やはりこれも、ワンコに慣れてもらうしかありません。
練習を繰り返すことで、留守番中も特別に警戒する必要はないということを覚えてもらいましょう。
分離不安症
飼い主さんと離れることに大きな不安を抱く子も稀にいます。
飼い主さんがいない間ずっと吠えている、飼い主さんの後をいつも追っていてトイレにも付いてくる、等の場合は分離不安症の可能性もあります。
分離不安症の場合、自宅でのトレーニングで改善させることは難しいので、ドッグトレーナーさんや獣医さんに相談した方が的確なアドバイスを貰えますよ。
犬が留守番中でも退屈させないための工夫
留守番に慣らすのが基本ですが、他にも出来ることがあります。
まず、出掛けるときに犬に「いってきます」をしないことです。
「出かけるサイン」をすることで必要以上に犬が警戒してしまう事もあります。
理想は犬に「あら、いつの間に出掛けてたの?」と思わせることです。
わが家では「コング」などの知育おもちゃを利用しています。
コングっていうのは、おもちゃの中におやつを詰めて簡単に取り出せなくする犬用のおもちゃなどです。
おもちゃを犬がカミカミしていると、少しずつおやつが出てくるんですね。
だから犬も夢中になります(笑)
おやつを入れたおもちゃからおやつを出すことに犬が夢中になっている間に、こっそりと出かけていくわけです。
犬もおやつと格闘することで、飽きずに留守番ができ一石二鳥ですよー。
また、ラジオやTVが付いていると飼い主さんがいる感じがして落ち着くという子もいるようです。
あえてケージやクレートなど狭いところに入れることで、安心してお留守番ができる子もいます。
友達のお家の犬は、出かけるとき通りに面していない部屋(外からの刺激が少ない)にケージで留守番させるようになったら少し良くなったようです。
長時間は無理ですが3時間くらいならクレートでお留守番させてもOKだとか。
犬を自由にさせることが、いいことばかりとは限らないってことですね。
さいごにー犬が留守番中に無駄吠えするのは寂しいの?退屈させない工夫をご紹介
吠えている理由はその子によって少しずつ違います。
出来れば、ビデオなどで動画や音を録って様子を知っておきたいですね。
動画だと思いがけず留守中の可愛い行動が見れたりするという、嬉しいおまけが付いていることもありますよ。
イタズラしているところを目撃してしまう可能性もありますが(笑)
ぜひ挑戦してみて下さいね。
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