幼稚園に入って始めはぐずっていた子も園に慣れてくると次第に泣かなくなりますね。
お母さんはホッと一息。
と思いきや、年中さんに上がって幼稚園イヤイヤが再発するんですよ…
年少の時とはまた違った理由かも知れません。
ギャン泣きの再発と対策について、私やママ友たちの経験を交えてご紹介します。
幼稚園年中になって行きたくないとぐずり始めた!
朝のギャン泣きが一段落すると本当にホッとしますよね。
4月に泣いていた子もだんだん落ち着いてきて、GW明けにちょっとぶり返すけどそれもまた落ち着いて。
夏休み明けにまたまたぶり返したけど、冬休み明けにはもう泣かなくなった。
ふぅー、一安心。
幼稚園に行きたくない年少さんのお母さんは一年間目まぐるしく振り回されますよね(笑)
その度悩んだり、相談したり、落ち込んだりと気持ち的にも辛い時期です。
そんな時期を乗り越えてようやく泣かずに幼稚園に行くようになってくれて、これでパートや趣味でも始められるかしら。
なんて思った矢先、年中になって「幼稚園行きたくない病」が再発すると、心が折れるような気持ちになるもんです(;´Д`)
なんでまた~!!家の子だけ~なんて思いがちですが、実はよくあることなんです。
年中になって幼稚園を嫌がるようになった理由は?
私もママ友も、みんなこの「幼稚園行きたくない病」再発に悩まされました(笑)
でもね、年少さんの時と年中さんでは、理由は違う事が多いんですよ。
年少さんの時は「お母さんと離れるのが嫌」という理由が大きいですが、年中さんになると違う気持ちで行きたくないみたいなんですよねー。
クラス替えによるもの
年中さんから幼稚園に入る子どもも多いので、年少から年中に上がるときにクラス替えをする幼稚園が多いです。
うちの子の幼稚園もこれでした。
去年初めて幼稚園に入った子供にとって、クラス替えも初めてのことです。
なんとなく「新しいクラス楽しみだね~」「うん!」なんて会話をしていても現実的なイメージが湧いていないことがほとんどです。
いざ新しいクラスになってみたら仲良しの○○ちゃんはいないし、先生は違う人だし、教室も違う。
何だか思っていたのと違う~!ということも。
特に新しい環境になれるのが苦手な子にとっては辛い時期です。
先生が厳しくなった
幼稚園の生活に慣れることが一番だった年少さんとは違い、年中にもなると少しずつ自分でできることを増やしていく時期です。
先生も「よしよし~」と可愛がってくれた態度から、もう少し厳しい姿勢を見せることも。
行事などでも活躍する場が増えてくると同時に「苦手」を克服しなければならないこともありますし、プレッシャーを感じることも。
「年中さんだからしっかりね」という指導に負担を覚えることもあります。
また、クラスの人数が多くなり、先生一人に対して園児の数が増える幼稚園も多いですよね。
そのため、先生との接し方が変わってきます。
もちろん、これらはすべて自律の精神を育てるためにも、成長するためにも必要な事。
とはいえ小さな子供にそれを理解しなさいと言ってもムリなわけです。
子どもにしてみれば、年少さんから急に変わったような気がして幼稚園に行くのが楽しくなくなっちゃったという子も出てきてしまいます。
自我がよりはっきりするため
年中にもなると自分の気持ちがよりはっきり自覚できるようになります。
今まではなんとなく「嫌だ」だったものが「これこれこうだからやりたくない」に代わってきます。
幼稚園の中では自分の意思が通らないことに対する不満が強く感じられることも。
友達との言葉のトラブルも増えてきます。
「鬼ごっこをしたいのに、いつも友達の好きなボール遊びになる」
「音楽会でタンバリンになったけど、太鼓がやりたかった。」
「お友達が僕の大好きなヒーローが弱いって言う」
など、自分の希望通りにならないことに対して「どうして」という気持ちを持つのも年中さんです。
周りと比べることで劣等感を感じてしまう事も
また周りも良く見えるようになってくるので、「僕は走るのが遅い」とか「いつも注意される」など、自分と周りと比べて考えるようになることもあります。
幼稚園生だと月齢の差も大きく同じ学年でも体格、体力、学力に差が出ることも多いですよね。
自分を人と比べてしまい、劣等感を感じてしまう事もあるようですよ。
幼稚園年中になって朝泣く時の対策はコレ!
年中さんが幼稚園に行きたくない理由はその子それぞれにあります。
気持ちを聞いてあげるのが一番です。
年齢が上がるにつれて我慢をしなければならないことも増えてきますし、それが必要でもあります。
ただ、やはり幼稚園生にとっては辛いことも多いです。
そんな時はお母さんが時間をかけて話を聞いてあげましょう。
まだまだ上手く言葉にできないことも多いですが、先回りせずにしっかりと聞いてあげることが大切です。
自分の気持ちを自分で伝えたい気持ちもあるので、お母さんが先に話してしまうとかえって口を閉ざしてしまう事も。
あまり口を挟まずに、じっと聞いてあげてくださいね。
自分に自信がないことを気にしている場合は、とにかく「お母さんもお父さんもおじいちゃんもおばあちゃんも皆あなたが大好き」という気持ちを伝えてあげて下さいね。
そしてギューッと抱きしめてあげましょう。
愛情は何よりの自信になりますよ。
友達とのトラブルなどは本人たちでの解決を見守りたい時期でもありますが、まだまだ手を離しきれない所もあるので、それとなく先生には話しておくと上手く間に入ってくれることも多いです。
先生との連係プレーも大切ですね^^
さいごにー 年中になって幼稚園行きたくないと朝泣く!嫌がるのはどうして?対策は?
子供の成長は嬉しいことですが、大きくなるにつれて見守ることも必要になってきますね。
親としては歯がゆいことも増えてきますが、子供の成長を信じて見守っていきましょう!
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