出産を控えた妊婦さんにとって赤ちゃんの到着は待ちどうしいものですよね。
それと同時に出産に対する心配も大きいです。
私の時は、特に陣痛はいつ始まるかわからないのも心配の種でした。
急に陣痛が来ても慌てず病院に行けるように陣痛中の移動についてご紹介します。
陣痛が始まったら病院までタクシーのつもりだったけど…
私が妊娠中に母親教室で耳にしたのは、「陣痛で救急車を呼ばないで」という保健士さんからの一言でした。
救急車が不急の件に呼び出されて本当に必要な所に回れないというニュースも取りざたされていたので、「まあ、お産は病気じゃなって言うしね~」とも思いました。
多くの妊婦さんは自宅の車ORタクシーで病院へ行くことを予定されているのではないでしょうか?
私の周りでもそのつもりの人が多かったように思います。
都心に近いので自家用車を持っていないママ友も多く、タクシーで病院に行くのは当たり前と思っていたのですが…。
陣痛時にタクシーって乗れる?
実は陣痛時にタクシーがつかまらないという怖い事態や、乗車拒否をされるという恐ろしい話もあるのです…。
タクシーがつかまらない
陣痛は月の満ち欠けにも関係しているとも言われていますが、統計的にも夜に起こることが多いという研究結果があります。
それも夜中の午前1時から午前3時説と午前3時から午前5時説が有力なようです。
そういえば私の時も夜中でしたねぇ・・・。
タクシーの運転手さんは夜間でも常駐されていますがやはり台数は少なくなるようです。
特に雨の日や金曜日などは夜間のタクシーが出払っていることも多いです。
また、タクシー会社によって時間帯は違いますが、運転手さんの交代の時間などに重なってしまうタクシーがつかまらないという事態が発生しやすいとの情報も。
妊婦の乗車拒否がある
タクシー会社により異なりますが、妊婦の搬送を断るタクシー会社さんは確かに多いです。
私の知り合いでも2,3件断られたというママ友がチラホラと。
安全性が確保できないとか、シートを汚されるのが心配なんていう理由ではあるらしいんですが。
お産は病気ではないと言われますが、やはり命にかかわる事態と背中合わせなことも事実です。
稀ではありますが、搬送途中に妊婦さんが失神してしまったり急な破水が起こったりすれば運転手さんも冷静に運転することが難しくなります。
そのうえ、妊婦さんと赤ちゃんの二人の命を預かることになるので運転手さんにも負担が掛かるのが大きな理由だといえます。
とても残念な事ですが、日本も訴訟社会になりつつあります。
妊婦さんを乗せたドライバーさんには精神的負担が大きいうえ、万が一事故を起こしたら訴訟問題に発展してしまう事を考えると慎重にならざるを得ないのかも知れませんね。
とはいえ、妊婦さんが病院に行く交通手段が奪われてしまうのは問題だと思うんですが・・・
陣痛時にタクシーに乗れない場合はどうする?
陣痛時にタクシーに断られてしまったら…。
本当に困りますよね。
妊婦さんを乗せてくれるタクシー会社もあるので旦那さんなど周りの人には一軒一軒タクシー会社に電話して配車可能なタクシーを探してもらいましょう。
妊婦さんは大変だと思いますがかかりつけの病院に電話をして指示を仰ぎましょう。
初産の場合は陣痛が来てから生まれるまでに時間が掛かることも多いです、焦らずタクシーを探すように指示が出ることもあるかと思います。
場合によっては救急車を使ってでも早く病院に行く必要もあります。
病院から指示があった場合は迷わず救急車を呼んで下さい。
また病院側でも陣痛が来た妊婦さんを乗せてくれるタクシーに心当たりがあるかも知れません。
陣痛時にタクシーを使うために
とはいえ、陣痛が来ていてただでさえ不安な時にタクシー会社に電話をして何件も乗車拒否されるなんて経験はできれば避けたいですねよね。
自家用車で病院に行く予定の人も念のため妊婦さんを乗せてくれるタクシー会社を探しておくことをお勧めします。
また、万が一の時に近くに送迎を頼める人がいたら頼んでおくと心強いですね。
うちでも、実家の父が陣痛時は病院に連れて行ってくれる予定でしたが、当日は飲みに行っていて不在という事態に(;´Д`)
予定日より早くに陣痛が来たので油断していましたー。
近くに住んでいる義理の兄にお願いして車で送ってもらいました。
たまたま義理の兄が飲んでいなかったので助かりましたが、寝酒を楽しんでいたらタクシーだったなーと思います。
また、前述のように夜間でタクシーがつかまらないこともあるので2,3社ピックアップしておくといいですね。
タクシーの乗車拒否を逆手に取った妊婦さんに嬉しい「陣痛タクシー」なるサービスを展開しているありがたいタクシー会社さんもいらっしゃいます。
このサービスでは妊婦さんが登録をしておくと予め病院などの送り先への行き方も登録できるので妊婦さんの道案内が不要だったり、ドライバーさんが助産師さんから妊婦さん送迎に関する講習を受けていたりと会社によっていろいろなサービスを展開しています。
もちろん24時間対応してくれるようなのでお住まいの地域で「陣痛タクシー」なるものが展開されていたら是非登録してみて下さい。
気持ちがちょっと楽になりますよ。
まとめー陣痛時、病院までタクシーに乗れる?乗れない場合はどうする?
妊婦さんは陣痛の痛み耐え、赤ちゃんの心配もしなければならないのに、病院への行き方でも悩まなければならないなんて大変です。
あらかじめ準備しておくことで少しでも安心できる体制を整えておきたいですね。
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