私たちがヨーグルトやパン、コーヒーと一緒に楽しんでる蜂蜜は、ミツバチが一生懸命に集めてきてくれたもの。
そんな働き者のミツバチですが、彼らが生涯に集めてくる蜜の量はたったのスプーン一杯分なんです!
スプーン一杯と言っても、計量スプーン大さじ一杯じゃないですよ。
ティースプーン一杯分です。
私、疲れてる時はコーヒーに蜂蜜たっぷり入れるんですよね。
3~4匹分のミツバチが一生かけて集めてきてくれた分を、15分くらいで飲んでしまってるのかも(;´・ω・)
ミツバチは身体が小さいから、当然1回に運べる蜜の量も少なくなります。
でもそれだけじゃなくて、実は働きバチって寿命がたったの30~40日程度しかないんですよ。
しかもそのうち、外でミツバチを集めてくる期間は2週間くらいなんです。
(それ以外の期間は巣の中で、内勤として働いています)
そんなミツバチが1日で集めてくる蜜の量は、多くても0.5g程度。
そして外で働く期間は2週間くらいなので、7グラム前後ということになりますね。
ただし、その10グラムのうちの半分以上は水分となります(ああ、せっかく集めたのに…)
この水分を巣の中で飛ばし、濃縮させていくんですね。
ミツバチって、ぶんぶん忙しそうに飛び回ってるイメージあるじゃないですか。
身体が小さいから、一度に運べる蜜の量だって少ないです。
花と花を行ったり来たり、その間に巣に戻って蜜を置いてっていう作業を真面目にずーーっと続けるんですよね。
実際、1万kmくらいの飛行距離があるそうですよ。
1万キロというと、北海道から鹿児島を2往復です!
こんなに飛んでるのに、4~5gの蜜しか集められないなんて切ないというか、健気というか…。
普段何気なく食べたり、ドサッと使ってる蜂蜜ですが、その陰には何万匹もの働き蜂の苦労があるんですね。
今度からもう少し感謝していただくことにします!
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