宝くじの当たる買い方は?高額当選のコツと考え方

ドリーム、サマー、年末。

この3つの言葉に共通するもの、それは「宝くじ」です。

昭和23年に施行された宝くじの法律「当せん金付証票法」に定められた全国都道府県と20指定都市が発売するくじが宝くじです。

宝くじの売り上げ金額の36.6パーセントが高齢化少子化対策、防災対策、公園整備、教育及び社会福祉施設の建設改修など公共事業等に用いられ、1.4%は社会貢献広報費として献血バスなどといった市町村向け助成に用いられます。ギャンブル的な要素もありますが、れっきとした社会貢献活動の一つであるとも言えるのではないでしょうか。

とは言え、寄付のつもりで購入するという人は極めて少ないはずですよね。

買うからには当たって欲しい。それが多くの宝くじ購入者の願いなのではないでしょうか。

もちろん、当たる当たらないは運でしかないのですが、少しでも「当たりやすい」と言われるような買い方はどういったものなのか。当たるにはどうしたらいいのかについてお伝えします。

 

目次

宝くじは「バラ」で買うのが良いか「連番」で買うのが良いか

 

宝くじの購入方法は2通り「連番」で購入するか「バラ」で購入するかです。

それぞれ1セットが10枚からなるということは変わらないのですが、内容が異なります。

「連番」は、組と番号の上から5桁目までが同一の番号で、下1桁が「0から9」の買い方。

「バラ」は、連続していない番号の宝くじで、下1桁が「0から9」の買い方を指します。

また、10枚が基本的な購入単位になるのですが、ジャンボ宝くじでは「福連100(1セット100枚単位で購入。組は10種類、各組の番号下2桁を0から99に揃えた購入方法)」、「福バラ100(1セット100枚単位で購入。組は100種類、各組の番号下2桁を0から99に揃えた購入方法)」、「3連バラ(1セット30枚単位で購入。バラ10枚のそれぞれの組、番号が3枚連続となる購入方法)」といった買い方もあります。

 

では、「連番」で買う方が当せんしやすいのか。それとも「バラ」で買う方がいいのか。どちらがいいのでしょうか。

 

結論から言ってしまうと、どちらを購入したとしても「ほとんど変わりません」。

ただし、「どのくらいの当せん金額を狙うかによって」どちらを購入すればいいかが変わってきます。

 

そもそも、宝くじの当せん番号は次のように決まっています

 

1等:組、番号ともに一致している

1等前後賞:1等の前後の番号

1等の組違い賞:1等と同一番号で、組が違う

2等:組1桁と番号が一致している

3等:番号のみが一致している

4等:番号のみが一致している

5等:下3桁の番号が一致している

6等:下2桁の番号が一致している

7等:下1桁の番号が一致している

(当せん金額、本数については回によって異なります)

 

2014年の年末ジャンボ(1等前後賞合わせて7億円)の数値に基づく、大和総研が作成したみずほ銀行の資料があります。

宝くじを連番、もしくはバラで10枚購入した時(それぞれ3,000円分)、一定金額以上が当たる確率をまとめたものです。

 

連番、バラともに7等(当せん金300円)は必ず当たりますので、300円以上当せんする確率は100%。

元がとれる3,000円以上の当せん確率は、連番で10.1082%、バラで10.1083%。

5万円以上の当せん確率は、連番で0.1202%、バラで0.1204%。

10万円以上の当せん確率は、連番で0.0202%、バラで0.0204%。

100万円以上の当せん確率は、連番で0.0103%、バラで0.0105%。

1,000万円以上の当せん確率は、連番で0.0003%、0.0005%。

1億円以上の当せん確率は、連番で0.0001%、バラで0.0003%。

5億円以上の当せん確率は、連番、バラともに0.0001%。

6億円以上の当せんは、前後賞を含んだ1等での当選のみの場合となるため、連番での購入で0.0001%となっています。

 

これらの数字からわかるように、1億円以下の当せんにおいては0.0002%ほどバラで購入した方が当たりやすい傾向にあります。

つまり1等前後賞を含んだ当せんを狙うわけでなければ、若干の差ではありますがバラで購入する方が当たりやすい。ということになりますね。

またバラの購入であっても、先に紹介した「3連バラ」の購入方法であれば、1等前後賞まで狙うことができます。

 

バラを買うか。連番を買うか。

参考になりましたか?

ちなみに、1,000万円以上の高額宝くじ当せん者の購入歴、購入枚数などを調査したところ「10年以上」、「30枚」の購入者の割合が最も多いという結果が出ています。

何を何枚買うかということも大事ですが、長く、継続的に購入し続けることも必要なのかもしれませんね。

 

宝くじはどこの売り場で買うのが当たるのか

 

当たるも当たらないも「運」とはいうものの、どうせなら「よく当たる」と言われるような売り場で買いたくなりませんか?

 

全国各地、ここは当たる!と評判の宝くじ売り場がいくつもあります。

 

東京都新宿区の「新宿チャンスセンター」。

宮城県仙台市の「卸商団地チャンスセンター」。

愛知県名古屋市の「名駅前チャンスセンター」。

福岡県福岡市の「地下鉄天神西口チャンスセンター」。

 

他にもたくさん上がってきますが、人通りの多いところにあるチャンスセンターが「当たる!」と言われているような印象を受けます。

 

全国各地様々チャンスセンターがある中で、一番有名なチャンスセンターと言えば東京都中央区銀座4丁目1にある「西銀座チャンスセンター」です。

1960年にオープンした西銀座チャンスセンターにはいくつか購入窓口があるのですが、特に「1番窓口」に毎年長蛇の列ができることで有名な場所です。

1992年ごろ、ジャンボ宝くじ発売初日に「1番窓口」で購入された宝くじが1等に当選した。という情報がテレビで拡散されて以降、1番窓口には長蛇の列ができるようになったそうで、西銀座チャンスセンターで宝くじを購入する人の3割が1番窓口に並んでいるとされています。

 

直近の当せん実績では、

令和2年8月のサマージャンボで7億円。

令和元年年末ジャンボで10億円2本。

令和元年8月サマージャンボで7億円。

令和元年5月ドリームジャンボで5億円。

平成30年10月ハロウィンジャンボで5億円。

と1等前後賞当選実績だけでも毎年出てくることから、ここならやっぱり当たるかも。と期待してしまいますね。

 

購入希望者が多数集まる西銀座チャンスセンターでは、ドリームジャンボ、サマージャンボ、年末ジャンボの前には必ず、東京都港区浜松町にある芝大神宮で「高額当選祈願」を行なうそうです。

この芝大神宮というのは、江戸時代徳川幕府の保護を受け「富くじ興行」が行われた宝くじ発祥の地としても有名な神社です。縁結びのご利益が厚いとして有名でもありますが、お金と縁を結んでくれる神社としても知られています。

人がよく集まること、そして神様の力も借りていることでよく当たると言われるようになったのかもしれませんよ。

 

西銀座チャンスセンターの紹介をしましたが、チャンスセンターは色々なところにあります。

そして現在は宝くじ公式サイトからネット購入もできるようになりましたので、わざわざ遠くの売り場まで足を運ばずとも購入することはできるようになりました。

ただ、自分の足で、自分が選んだ場所に購入しに行くのも宝くじの楽しみの一つですよね。

当たると言われるスポットにぜひ行ってみてください。

ちなみに、西銀座チャンスセンターでの宝くじ購入代行を行ってくれる『ドリームウェイ』というサービスまで存在します。

これは、わざわざ自分で西銀座チャンスセンターに行かずとも、西銀座チャンスセンターで宝くじが買える、という優れたサービスですね。これは面白い。

どうせ宝くじを買うなら高額当選実績のある宝くじ売り場で購入したい!」という人は是非利用してみてください!



 

宝くじを買うタイミングはいつが良いか

 

宝くじ売り場で

「本日大安」

「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」

といったのぼりを見かけたことはありますか?

 

大安日とは「1日を通して縁起がいいとされる日」、一粒万倍日とは「一粒の籾(もみ)が育って万倍にも実り稲穂になる」つまり「わずかなものでも、大きく成長し何倍にもなる日」のことです。

このような縁起の良い日に宝くじを購入するといった人は少なくないようです。

同様に、「天が万物の罪を赦す、この日から始めたことは何事も成功する」天赦日(てんしゃにち)

「出ていったものがすぐ戻ってくる」寅の日

財運や芸術を司る神である弁財天に縁のある巳の日(みのひ)。巳の日の中でも最も縁起がいいとされる己巳の日(つちのとみのひ)なども金運に縁がある日とされるので、購入に適しているかもしれませんね。

 

また、購入する時間帯について気をつける方もいらっしゃるようです。

当たる売り場として有名な西銀座チャンスセンターは大変混み合うことから17時以降の購入をお勧めしていますが、本来タイミングとしては午前中がいいとされます。

太陽が東から出て、天上に昇る午前中の時間帯は万物のエネルギーが最も高まる時間帯であり、運が高まることからこの時間にあえて購入しにいくことがいいのだとか。

 

日取りや時間帯以外にも「妊娠中は宝くじに当たりやすい」とか、「引越しのタイミングで買うといい」といったことも言われています。

ひと月の中で金運に縁があると言われる日は何日もありますので、ご自身が「今日買ったら当たる気がする!」と思える日、思えるタイミングで購入してみてください。

 

宝くじが当たるための運気を上げる方法とは

 

当たるも当たらないも運

宝くじに当選した人のうち、なんらかの「ゲン担ぎ」を行なって運気を上げた人は約8割にのぼる、という調査があります。

みなさん、

 お参りに行く

 良いことがあった時に購入する

 トイレや部屋の掃除を行う

 開運グッズを購入する

といった自分なりのゲン担ぎがあるようです。

 

当せん者の中でゲン担ぎを行なった人のうち、約12%はお参りに行っています。

お参りに行くなら有名な神社に行ってご利益を授かりたい。と思うかもしれませんが、実際は全国的に有名な神社でなくとも、家の近所の神社で十分です。

なぜなら、多くの人が集まるパワースポットと呼ばれるような神社は強力なパワーを発する場所である反面、そこに集まってくる人々の欲望も多数渦巻いているからです。

一方、近所の神社は自身が住む地域を古くから守ってきた氏神様であることがほとんどで、参拝に訪れるのも近所の方ばかりです。それゆえに雑多な欲望に当てられにくいとされます。

そして参拝は、宝くじを買った時だけ。運気が欲しい時だけ行くのではなく、折に触れて参拝すべきともされます。

折々の経過報告、日頃の感謝などを何度も通いながら神様に伝えることで初めて、幸運が訪れるものではないでしょうか。

 

次に、トイレや部屋の掃除を行ったと回答した人は約8%です。

日本の家相、風水においてトイレは金運を左右するポイントであるとされます。

また西洋の錬金術では「下なるものは上なるものの如く、上なるものは下なるものの如し」つまり、貴重な黄金を手に入れるためには汚れたものの力を合わせる必要があるという意味の言葉があります。

トイレ掃除を面倒なものとせず、毎日の習慣にすること、そしてトイレの蓋は常に閉めて、悪い気がたまらないようにすることが大事とされます。

 

また、

 幸運が家の中に入ってくる入り口である玄関を綺麗に保っておく。

 外部からのエネルギーを取り込む窓から光を入れる、窓磨きをする、カーテンはこまめに洗濯をする。

 金運の要となる台所は、コンロに汚れを溜めない、食器棚は整理する、水回りの水垢やカビをそのままにせず、綺麗な状態にする。

 冷蔵庫に不要なものを溜め込まず、スッキリさせておく。

 ゴミ出しはルールを守ってきっちり出す。

こうした家の中の普段の掃除を毎日こまめに行って、良い運気が溢れる家に暮らしてこそ、更なる幸運が訪れるというものかと思います。

 

そして、自己成就予言という言葉があります。

これは、占いなどで予言をされた人、もしくは予言をした人が、その予言に沿った行動をとることで結果的に予言が成就するというものです。

実際に宝くじが当たった人の行動を真似すること、もしくはいわゆるお金持ちと呼ばれる人の行動を真似ること。

お参りに行く、掃除を実践するといったことはこれらの人々が実際にやっていることの一部です。

こういった地道な行動を真似ていくことが自身に運を招くことになり、宝くじが当たりやすい環境になるかもしれませんね。

 

当選した宝くじには税金がかかるのか

 

取らぬ狸の皮算用、かもしれませんが、実際に宝くじが当たったらどうしよう。と考えたことはありませんか?

あれを買おう、これも欲しい。と考えるのと同時に、税金ってどうなるの?と思いませんか。

 

まず、宝くじの当せん金に税金はかかりません

宝くじの当せん金は、当せん金付証票法という法律によって非課税所得であると定められています。

そもそも宝くじは購入時点で40%の税金が徴収されていますので、当せん金には税金がかからないというわけです。

 

けれど、当せん金を「誰かに渡す」と贈与税が発生します。

例えば、10億円当選したから兄弟にあげる、親にあげる、配偶者にあげるなどした場合、非課税枠である110万円を超えた額以上から税金がかかってきます。

でも、宝くじを購入するときに「3000円ずつ出し合って、連番とバラを10枚ずつ買おうね」と言って、購入する。なんて事ありませんか?

この「共同で購入した」宝くじが当せんした場合は、当せん金を受け取る際に「共同購入をしたので、当せん金を分配したい」旨を伝えれば、贈与税が発生することなく当せん金をわけることができるのです。また、その際には「当せん証明書」をもらっておくことを忘れないようにしてくださいね。

これがあることで後日、税務調査が入ったとしても「宝くじの当せん金です」と堂々と申告することができます。

 

ちなみに、当せん金を自身で使うことがなく相続人に相続されれば、相続税がかかりますし、家や車など大きな買い物をすれば不動産取得税や固定資産税が発生します。

 

当せんしてそれで終わり。ではなく、そこから始まる。

使い道など色々頭を悩ます点は出てきそうですが、当たって初めて感じる楽しい悩みになるといいですね。

 

ハズレ券にもこの日がある「宝くじの日」

 

ここまで「当たるにはどうする」、「当たったらどうする」をお伝えしましたが、最後に「外れたらどうする」をお伝えします。

 

宝くじの当せん金の時効は支払い開始日から起算して1年間です。

支払い期日を過ぎてしまうと当せん金を受け取れなくなります

当せん金を受け取らないなんてことあるの?と思われるかもしれませんが、意外にあるんです。

2021年10月現在、令和2年年末ジャンボでまだ支払われていない1億円以上の未換金は2本、令和3年のドリームジャンボの1億円以上の未換金は2本あります。

 

そこで、未換金をなくすべく設けられているのが「宝くじの日」です。

く・じの語呂合わせで毎年9月2日を宝くじの日とし、手元にある宝くじに当せん確認が済んでいないものがないか再度確認するように呼びかけています。

同時に過去1年間に外れたくじ、ハズレ券(数字選択式宝くじ、イベントくじは除く)を対象にもう一度抽せんを行う「宝くじの日 お楽しみ抽せん」が行われます。

現金が当たるわけではないのですが、食料品、日用品などもらってちょっと嬉しいものが当たる可能性がありますので、宝くじの日に1年間に購入した宝くじを全てチェックしてみるということを習慣にするのもいいかもしれません。

 

ちなみに、宝くじの日に発表される「ハズレ券の当せん番号」に当せんしたものについては、宝くじ窓口では商品交換ができません。

指定の宛先に当せん券を送付する必要がありますので、詳しくは公式ホームページ等を参照してください。

 

終わりに

 

宝くじに当たりやすくなるにはどうしたらいいかということをお伝えしてきました。いかがでしたか?

何度も繰り返しますが、当せんする、しないは運の要素が大変強いです。

もちろん何もしなくても当たるときには当たるかと思いますが、何かしておいたほうがいい!と思う方は是非自分でできるところから始めてみてください。

近所の神社にお参りに行く、家の中の掃除を日々の日課にする。習慣化して仕舞えば難しいことではないと思います。

購入するときの一工夫、日々の習慣で運気アップして、ぜひ高額当選を目指してみてください。

高額当選実績のある西銀座チャンスセンターで宝くじ購入を行いたい人は『西銀座チャンスセンターでの宝くじ購入代行サービス』も検討してみてください。

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特に後者はよくある話…実際に西銀座チャンスセンターの並びを見たことのある人ならその並びの凄さが分かると思います…

それならば、自分で行って並ばずとも西銀座チャンスセンターで宝くじを買える「宝くじ購入代行サービス」を検討してみるのも手だと思います

どうせ夢を買うなら、実績のある売り場で夢を買いたいですよね!



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