PTAの人間関係って、会社での人間関係ともプライベートのママ友付き合いとも違うんですよね。
毎日会ったり作業したりするわけでもないのに、とにかくストレスになりやすい・・・(;´Д`)
どうやって向き合ったらいいのか、少し気持ちが楽になるお話をしたいと思います。
PTA役員で疲れた…
PTAの役員になると、会議に出たり行事の企画・準備・後片づけなどをしたり、やることがたくさんあります。
平日の昼間や夜に会議に出たり、休日に行事の準備や後片付けをしたり。
子育てと家事をしながらのPTA役員活動は心身ともにけっこうな負担ですよね。
今まで家事をしていた時間やくつろいでいた時間に、別のことをするのは気合いがいります。
楽しいことなら気持ちの負担も軽いですが、気が重い内容だと本当におっくうなわけで・・・。
そのうえ、仕事をしているとその負担はさらに大きくなります。
また、PTAの役員活動をしていると行事のときに子供の近くにいられないことがあります。
たとえば、運動会の日に駐車場係をしていて子供の出番を見ることができなかったり、学校参観のときに玄関で受付をしていたり。
そういう役割があたると、「私ばっかり…」と思ってやりきれないですよね。
PTA役員の人間関係の悩みを抱えている人って多いんですよ。
実際PTA役員同士の人間関係に悩んでいる人はけっこういます。
いつも大きなトラブルが発生するわけではありませんが、気が合わない人がいたり仕事の負担の偏りなどから不満が出たりします。
役員会の雰囲気が苦手だったり、「いつも私ばっかり仕事が多くて割に合わない」と感じたり、苦手な人がいたり…。
ただ、学校生活はこれからも続くし、これからも行事に参加することもあるので、なるべく事を荒立てたくはありませんよね。
事を荒立てたくはないけど、割の合わない思いをしたり辛い思いをしたりしているのなら、やっぱり言いたくもなります。
言いたいけど言えない、かといって我慢するのもいや、そういう状態がいちばんつらいですよね。
PTAの役員会に出るのがますます気が重くなります。
PTA役員のストレスを抱え込み過ぎずに向き合う方法
まず、苦手な人がいたり楽しくないと感じたりしているのならば、PTAの人間関係は、当たりさわりのない付き合いをするように心がけましょう。
とにかく深く考えずに、あまり深入りしないように心がけるのです。
ほかに気をつけることがいくつかあります。
悪口を言わない
誰かが他の役員の悪口を言っていたとしても、一緒になって言わないことが大事です。
誰かを共通の敵にして悪口を言い合うと仲良くなれた気になりますが、悪口でつながった友情はいい友情とは言えません。
また、誰かが話す悪口に「そうですね」と言うだけで「あの人も悪口を言ってた」と言われることがありますので、うなずくことも避けて話題を変えるようにしましょう。
悪口を言っているとあなた自身が「悪口を言う人」という印象になってしまいます。
それは、PTA役員じゃなかったとしてもあまりいいことではありませんよね。
自分のできることを無理せずにこなす
いろんなことがこなせる人やスキルがある人、仕事をしていない人に負担がいきがちなPTA活動。
なんで私ばっかりあれもこれもしなきゃいけないんだろうと思うとおもしろくないですよね。
仕事の分担について話をするときは、できないことはできないと言いましょう。
そして、できることなら誰かひとりにだけ負担が集中していないかどうか目を配りましょう。
メリットに目を向ける
PTA役員は大変ですが、PTA役員だけの特典のようなこともあります。
たとえば・・・
運動会の写真係
運動会のときの写真係だと、近くで子供たちの写真を撮ることができます。
どの保護者にとってもこの係は羨望の的なんですよ。
学年行事の内容
学年行事の内容を役員が決めることができます。
自分のやりたい内容にしたりもできるのです。
私の娘が1年生のときに親子で参加した学年行事は、体力的にとてもつらいものでした。
でも、2年生のときの親子行事は工作で、まったりと楽しいものでした。
あとで、PTA役員をしていた私の友達が「1年生の時つらかったから、今年は違うことにしたんだよ」と教えてくれました。
こういうのはいいですよねー。
子供にとっての誇り
子供にとっては、自分の親がPTA役員として働いているのを見るのはけっこう誇らしいものです。
「〇○ちゃんのお母さんが写真撮ってくれた」とか子供同士で話をすることもあるのです。
ママ友ができることも多い
PTA役員はけっこうな人数がいます。
会議で何度か顔を合わせて話をするようになると、中には気が合う人もいます。
いっしょにこっそりと「大変だよね」と愚痴をこぼし合ってしまいましょう。
さいごにーPTA役員の人間関係に悩み過ぎて疲れた…ストレスを溜めずに向き合う方法
PTA活動もすべてが気の重いことばかりではありません。
無理に楽しみを探したり、無理に前向きにポジティブに考える必要はありませんが、少しフラットに考えてみましょう。
深く考えすぎる必要はありませんし、遠慮しすぎる必要もありません。
「大変だけど、中にひとつだけ楽しいことがあればラッキー」、「任期が終わるまでのがまん」とだけ思いながら役員活動をこなしていきましょうね。
コメント