家族と絶縁で保証人や緊急連絡先がいない!どうすればいい?

人が暮らしていくのにはいくつか必要なものがありますが、絶対なくてはならないものもいくつかあり、家もその一つです。

でも家を借りるにはお金があるだけではダメでいくつか条件があります。

もし、必要な保証人の心当たりがなかったら…。

目次

家族と絶縁で保証人になってもらえない…

高校に上がったとき、父と叔父の家に保証人を頼みに行ったことを覚えています。

保護者以外の保証人が必要だったのですね~。

「お前の事だから一緒に来い。」と言われて訳も分からずついていったことと、お祝いに辞書を貰ったことしか覚えていませんが、大人になって、「保証人を頼みに行ったんだな~。」

というのを実感として感じました。

うちの息子の高校入学の時も義理のお兄さんに保証人をお願いしました。

 

「保証人」って家族や親戚に頼むことも多いですよね。

幸い私は表面上仲良く(?)やっているので保証人に困ったことはありませんが、家族や親戚に頼めない方もいらっしゃいますよね。

会社に勤めている時に同僚に賃貸物件の保証人になってくれないか。と聞かれたことがあります。

親と喧嘩して北海道を出てきたので保証人がいないとの事でした。

 

保証人は家族か親戚に頼むものと思っていたので、すごくびっくりしましたが、何だか「保証人」には重い責任が伴いそうで、年上の先輩にお願いすることを提案しました。(問題の横流しですね(-_-;))

家主さんからすると、必要なものですが、家族が遠方にいる人や亡くなってしまっている方や絶縁状態の方は保証人を探すのも大変だ~と感じました。

 

家族と絶縁の場合は緊急連絡先は友人でもOK?

 件の同僚の保証人は、先輩も問題の横流しをして上司にお願いしたようです。

後で調べてみたところ、保証人には家族や親戚が一般的でした。

中には保証人としては家族と親戚以外認めないという大家さんや不動産会社もあるようです。

「ここに住みたい!」という希望の賃貸物件がある場合には確認した方が良さそうです。

 

また、「保証人」には支払いの拒否権のある「保証人」と支払いの拒否権のない「連帯保証人」があります。

いずれも保証人になった相手が家賃を払わないなどの場合に代わりに「返済の義務」を負わなくてはいけないのは一緒ですが、「保証人」には保証した相手に支払い能力がある場合などに返済を拒否することができます。

家を借りる際などは一般的に「連帯保証人」を求められることが多ので、「連帯保証人」について記述します。

 

「連帯保証人」にはいくつかの基準をクリア-しないと指定できないことが多いです。

1.定期収入がある

2.連絡が取れるところに居住している

 

基準は大家さんや不動産会社によって違うので確認が必要ですが、この2つの条件を満たしていないと頼めない場合も多いようです。

友人にお願いする場合は1.連帯保証人は家族や親戚でなくても良い2.連帯保証人にはなる基準を友人が満たしているか、を予め確認しておいた方がいいです。

せっかく友人にお願いしたのに「お前じゃ保証人にならないって。」なんてことになると家も見つからない上に友人も減ってしまいそうです。(~_~;)

 

また、賃貸契約の際緊急連絡先の記入を求められることもあります。

緊急連絡先は、借主と連絡が取れなくなったときに借主との連絡をつけるためのパイプとして利用されます

「保証人」とは違い借主が家賃を滞納しても支払い義務はなく、あくまでも連絡をつなぐ人なので「保証人」と比べて敷居が低いです。

やはり、家族や親戚が一般的ですが、同僚などいざという時連絡が取れる相手であればいいようです。

 

保証人や緊急連絡先がいない場合の対処法

 それじゃあ、保証人や緊急連絡先がない人は賃貸契約を結べないの!?

と思って心配になってしまいますが、そんなの困りますよね。

そんな時は方法が二つあります。

 

1.保証人サービスを利用

賃貸保証会社なるものがあるのでそちらを利用するのが一般的です。

個人でも頼めますが、保証人が思い当たらないなどの相談をすると、不動産会社等から指定の会社への加入を求められることもあります。

保証料として実際に借りる月額家賃の数パーセント程度を、毎月支払う必要があります。

保証料は賃貸物件により異なり、比較的高額家賃の方が低く、家賃が安い方が高めの割合に設定されていることが多いようです。

この賃貸保証はだれでも利用できる訳ではなく利用には審査があります。

審査の為、身分証明書、収入証明の為に給料明細書や源泉徴収票、在籍証明書などの書類が必要になります。

雇用形態、職種、勤続年数、収入、過去の滞納歴や収入に対する家賃の比率等から総合的に審査をするようです。

過去の滞納履歴はもちろんですが、収入に対する家賃の比率が大きいと、審査を通らないこともあります。

厳しい審査をクリア-すれば無事保証契約が結べます。

 

最近では、この保証人サービスもメジャーになってきてますよね。

私の知人に大家をやってる人がいるんですが、その人は昔ながらの保証人は要求せずに、この保証代行サービスを必須としているんだとか。

親や兄弟に保証人になってもらったところで、いざという時に本当に保障してくれるかは分からないから、と言ってました。

保証代行の方が、大家にとっては確実性が高いんでしょうね。

 

2.家賃の支払いにクレジットカードを利用

不動産会社によっては、家賃をクレジットカードでの引き落としにすると保証人なしで借りられることもあります。

カード会社の指定がある場合もあるので利用の際は良く確認しておきましょう。

 

3.保証人なしの物件を探す

UR賃貸住宅は保証人なしでも利用できます。

他にも保証人がいなくても契約できる物件もあるので、不動産屋さんに相談してみるとよいでしょう。

残念ながら、立地条件が悪い、事故物件など、借り手がつきにくい理由がある物件が多かったり、家賃が割高であったりする場合もあります。

普通の物件を借りる時よりも注意して調べてみることも必要です。

 

さいごにー家族と絶縁で保証人や緊急連絡先がいない!どうすればいい?

家を借りる際に必要な保証人ですが、親と絶縁ではなくても遠方に住んでいて頼みにくいなどの状況もあります。

若干お金は掛かりますが、賃貸保証会社等を利用すれば、保証人なしでも借りることができるのは安心ですね。

素敵なお家が見つかりますように。

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